『休み時間の癒し』

審査員評:

梅沢「静かなシーンが多く、テーマ的に三脚を使って固定で撮ったほうが絶対良いという場面が多かった。せっかく遠景で撮って孤独感を演出しようとしているのに、もったいない。音楽がきっかけになって自分の中で楽しくなっていくシーンは、1人の人物で最高まで楽しく見せるには無理がある。想像の中でどんどん自分以外の人間が増えていって音楽とともに盛り上がってわちゃわちゃしていく、とかのほうが現実では1人の主人公との間にギャップが生まれて良かったのではないか。現実と想像の世界を映像の中で切り替えて表現しようとする試みは間違っていないので、工夫しだいでどんどん良くなっていく作品だと思います。」

清原「半径1kmの世界の中でできることをつかって制作されているが、そのことで作品のスケールが小さくなっている感じがないことに驚く。癒しの瞬間の映像は人物の動きなどちょっとしたアイディアがいちいちユーモラスで、突飛なアイディアなどなくても十分に楽しめた。」

ノガミ「構成が面白い。ちょっとサイコパス的なかんじも感じた。比喩として、音楽を聞くと、公園ではしゃいじゃう位楽しい、っていうのはわかるけど、ちょっと他人事っぽいというか本当に頭の中で公園ではしゃいでるのか?と感じた。本当に頭の中で見ている景色か、もっと公園ではしゃいでいる若くはバンジージャンプしてる位の飛躍した表現の方が効果があると思う。テーマへの光の反応としては、ちょっと無理やり感を感じたかなー。」