開催日時・場所
2016年 8月 3日 (水) すいどーばた美術学院 地下1F吹き抜け
プログラム
第一部
17 : 00 オープニング
17 : 10 招待作品上映
17 : 30 公募作品上映
18 : 20 講評、表彰式
休憩
第二部
18 : 40 ゲストアーティスト・審査員作品上映
19 : 30 招待作品上映
19 : 50 クロージング
公募テーマ
「変身」
変身、メタモルフォーゼはアニメーション、ひいては映像作品において欠かせないテーマのひとつです。 特撮ヒーロー、魔法少女、おとぎ話、ミステリー、SF… なにかが姿を変える瞬間、それは世界の見え方が変わる瞬間なのかもしれません。 あなたの考える「変身」の魅力をぜひ映像という形にして伝えてください。
公募作品グランプリ作品
『じゃがいも』 松橋和也
コンセプト: 「ジャガイモは種芋の栄養を使って芽をだし花を咲かせます。芋が花に変身するには芋が朽ちることが必要なんです。変身前と変身後が同時に存在してしまったらそれはもう変身とはよべません。変身するには今の私を殺さなければ。」
ゲストアーティスト・審査員
梅沢和木
1985年生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。美術家。
インターネット上に 散らばる画像を集め再構築し、圧倒的な情報量に対峙するときの感覚をカオス的な画面で表現する作品を制作し、発表している。 CASHI及びカオス*ラウンジに所属。主な展示に「Empty god CORE」(2014年 B2OA gallery)、 「LOVE展:アートにみる愛のかたち」(2013年 森美術館)、「特別展 手 塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」(2013年 東京都現代美術館)、 「大地と水と無主物コア」(2012年 CASHI)、「カオス*ラウンジ2010 in 日比谷」(2010年 高橋コレクション日比谷)、等。
久野遥子
2013年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アニメーション作家、イラストレーター。少女や動物、ヤンキーをテーマにしたアニメーション、イラストレーション、立体物を中心に制作。主な作品にcuusheのMV「Airy Me」(2013年)、 おかあさんといっしょ番組内人形劇「ガラピコぷ〜」 OP (2016年)など。また岩井俊二監督の劇場長編作品『花とアリス殺人事件』(2015年)にてロトスコープディレクターを務める。
ノガミカツキ
92年製映像作家。ベルリン芸術大学でオラファーエリアソンに師事。武蔵野美術大学映像学科卒業。学生CGコンテスト20thグランプリ。文化庁メディア芸術祭19th新人賞、アジアデジタルアート大賞2015優秀賞。FILEやWRO、Scopitone等海外メディアアート祭に出演。VICEにアーティスト特集、WIREDやDesignBoom、映像作家100人2015など多数メディア掲載。group_inouやゆるめるモ!、ラブリーサマーちゃんのMV等を制作。
招待作品
『Last One』 2分 宮本 崇弘
武蔵野美術大学造形学部映像学科四年。CGアニメ専攻・三浦ゼミ所属。日本のアニメーションに興味がある。
『もっと遠くへ行きたい』 12分 山内 祥太
1992年生まれ。 東京芸術大学映像研究科メディア映像専攻卒。瀬戸内国際芸術祭2016、WROビエンナーレ(ポーランド)などに出展。 学生時代に彫刻と映像を学び、近年は3DCGと実写映像を組み合わせた映像作品を制作。現実世界と妄想世界を彷徨い続ける。
『日々とひとくち』 5分 森 怜美
2015年武蔵野美術大学卒業 在学時は鑑賞者が実際に入りこみ、アニメの一部になれるような空間をテーマに、多面分割を用いたインスタレーション形式のアニメーションを制作。現在は漫画・イラストを中心に活動中。
『小僧枯』 15分 監督 : 児玉龍太郎 脚本 : 岡田和音
1988年東京都生まれ。2012年、青山学院大学社会情報学部卒業。同校在学中、音楽に没頭し卒業論文が何も書けないことに気づき、ビデオカメラを回し始める。それがきっかけで映画制作を開始。2014年、東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に入学。作品として、中国の南京藝術学院の協力を得て撮った『凹』(くぼみ)や、MONSTER Exhibition 2014(東京・ニューヨーク)で展示された『小僧枯』、東京芸大修了制作品「魔法」などがある。
『歯とコイン』 4分 山崎 スヨ
武蔵野美術大学映像学科四年。実写映像のコラージュによって作品を制作しています。
ビジュアルイメージ : 葛城康平